
表紙に作品を提供しました。A3BCのメンバーがそれぞれ「直接行動」をテーマに、9つのイメージを木版画で制作。各作品のキャプションは以下のとおりです。
上段左から
・グラフィティ
・《一羽の勇気》木を伐る重機に飛び掛かってゆく小鳥を窓から見た光景
・ロシア全国に広がる徴兵への抗議行動・徴兵事務所や行政機関の放火。火炎瓶をもって「自分や友達を国家から守るため」の直接行動(2022年〜)
中段左から
・貴重な森林の破壊と継続的な搾取を止めるための座り込み
・呪いを解く行為としての直接行動
・奴隷主・虐殺者アンドリュー・ジャクソン元大統領の銅像を引き倒そうとするBLMデモ参加者(2020年、米ホワイトハウス前)
下段左から
・立木に身体をくくり、糞尿を身体に塗りつけ闘った女性たち(1970年、三里塚)
・炊き出し
・《Let him hug his son》難民の強制送還阻止するブロッケード(2020年、豪ブリスベン)
社会運動史研究5 直接行動の想像力
大野光明、小杉亮子、松井隆志 編/新曜社/A5判並製/168ページ
沖縄、北九州、三里塚、六ヶ所村で、身を挺していのちと土地を守る座り込み、反戦反核行動を、暴力と断じてはならない。アナキズムの系譜をもつ直接行動が呼び覚ます想像力とは。座談会(酒井隆史+阿部小涼+編者)、論考、インタビューを収録。
* 編者の巻頭言に続いて、座談会「運動史から考える直接行動」では、デモ・反暴力・ジェンダーなどグローバルな運動史を語りつくす。
* インタビューは、小泉英政(三里塚)、松本麻里(横須賀)、飛田雄一(神戸)の各氏。
* 東アジア反日武装戦線資料の徹底解読(松井)と、社会運動アーカイブズ(西淀川・公害と環境資料館)も必見。
特集 直接行動の想像力
運動史から直接行動を語りなおす 大野光明・小杉亮子・松井隆志
座談会 運動史から考える直接行動 阿部 小涼+酒井 隆史+大野光明・小杉亮子・松井隆志
殺されない手立てを身をもって示す──北九州市における一九六八年米軍山田弾薬庫への輸送阻止闘争
市橋 秀夫
インタビュー 小泉 英政さん
生き方としての非暴力直接行動──三里塚で有機農業に取り組んで五〇年
聞き手:相川陽一・大野光明
直接行動の隘路──東アジア反日武装戦線をめぐって 松井 隆志
インタビュー 松本 麻里さん
一九八〇年代反原発ニューウェーブに触れる──国境を越えて連鎖した反核直接行動
聞き手・構成:小杉 亮子
インタビュー 飛田 雄一さん
歴史を心に刻み、石に刻む──神戸から日本の植民地主義を問い、朝鮮人の被害を記憶する
聞き手・解題:韓 光勲
社会運動アーカイブズ インタビュー 鎗山善理子さん(西淀川・公害と環境資料館)
裁判闘争からまちづくりへ──西淀川大気汚染公害訴訟から生まれたアーカイブズ
聞き手:大野光明・小杉亮子・松井隆志
編集後記
なぜ私たちは『社会運動史研究』を始めるのか
『社会運動史研究6』予告・投稿募集
バックナンバー案内
執筆者紹介
装幀 川邉 雄
装画 A3BC









