『社会運動史研究4 越境と連帯』(新曜社)

表紙挿画を制作しました! 今号のテーマは「連帯と越境」。オミクロン株が蔓延して対面で集まることが難しい時期の企画だったので、メンバー各々で「SOLIDARITY(連帯)」からのアルファベット一文字に、「border-crossing(越境)」にまつわるモチーフを含めた版画を作りました。

社会運動史研究4 越境と連帯

大野光明 小杉亮子 松井隆志 編/新曜社/A5判並製/200ページ

苛烈な戦争や弾圧に抗議の声をあげ、国家・民族・人種の壁を越えて支援に奔走した人びとがいた。既成の組織によらない個人がつないだベトナム反戦・南ア反アパルトヘイト運動、日韓アジアの人権・フェミニズム運動など、越境と連帯の系譜を描く特集。

目次

越境と連帯の運動史──日本の「戦後」をとらえかえす
大野光明・小杉亮子・松井隆志

アメリカ人留学生のベトナム反戦運動──太平洋を横断する運動空間のなかの沖縄
大野光明

反アパルトヘイトの旅の軌跡──「遠くの他者」との連帯のために
牧野久美子[インタビュー] 武藤一羊さん
党・国家に依らない民衆(ピープル)のインタナショナルへ──1970年前後の経験からたどる〈越境と連帯〉の運動史
聞き手:大野光明/松井隆志
[資料]『解放闘争国際情報 連帯』双目次(第1号1971年5月〜第4号1973年11月)

地続きの朝鮮に出会う──ウトロ地区と向き合った京都府南部地域の市民運動の軌跡
全ウンフィ[インタビュー] 内海愛子さん
在日朝鮮人問題を出発点に、日本の「帝国主義」を問う──日本朝鮮研究所、アジアの女たちの会の時期まで
聞き手:松井隆志[インタビュー] 浜田和子さん ノリス恵美さん イルゼ・レンツさん
ベルリンの街で女が集まったら──1980〜2020年代「ベルリン女の会」の歩み
聞き手:小杉亮子[インタビュー] 河野尚子さん
ソーシャルワーカーとして、JFCとその母親たちに寄り添う──マリガヤハウス・河野尚子の活動経験から
聞き手・解題:小ヶ谷千穂・原めぐみ・大野聖良

社会運動アーカイブズ
[インタビュー] 古屋淳二さん(アナキズム文献センター)
運動のための本棚をめざして
聞き手:大野光明・小杉亮子・松井隆志[書評] 田中宏『「共生」を求めて』 | 高谷幸
猿谷弘江『60年安保闘争と知識人・学生・労働者』 | 長島祐基
法政大学大原社会問題研究所・松本玲編著『労働者と公害・環境問題』 | 仁井田典子
アリス&エリミー・ハワーズ=ブース『プロテストってなに?』 | 濱田すみれ

編集後記
なぜ私たちは『社会運動史』を始めるのか
『社会運動史研究5』予告・投稿募集
執筆者紹介

装幀 川邉雄
装画 A3BC


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