《礫》公開制作風景


《礫|Throwing stones》(2024)145× 145cm

木版画・布、参加者の身体
協力:ご参加の皆さま、姜信子、山内明美、志賀理江子、品田浩

本作は反戦反核をはじめ幅広い社会問題をテーマとし、主に木版画制作と流布を通じてアート・アクティヴィズムを実践する集団「A3BC」により、本展関連イベント「百年芸能祭@青森 製糞館(県立美術館)」(3/30-31実施)内で公開制作されたものである。彼ら曰く「持たざる者 の抵抗」の象徴としての礫は、日本を含む世界各国で混迷の一途をたどる政治情勢に投じられた一石に通じる。展示室の床に敷かれ、A3BCはじめ参加者が足で踏みながら版画を刷る様子をみた芸能祭の担い手の一人である姜信子(游文の徒/堆肥者)は、その様子に「反閇」を感得した。メッセージを拡げるイメージ実践としての版画。大地を踏みしめ魔を退けるとされる反閇。この抵抗の一石=アクションを刷り・反転してみせることで私たち一人ひとりの、この世界を生き延びる「力」へとつなげること。本作はそのシミュレーションの場として美術館を使いなおす堆肥的実践の軌跡を留めるものとなった。 なお公開制作には様々な方にご参加いただき、かつて県内で教育版画を指導した学校の先生が当時の思い出を語りながらA3BCに刷りを指導する場面なども見られた。この場を借りて参加いただいた方々に感謝申し上げます。



青森県立美術館の奥脇学芸員が書いてくれたキャプションです。

彫りにご協力いただいた皆様、
本当にありがとうございました!
無事完成致しました。


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