鞆の津ミュージアム『原子の現場』展

原爆の図丸木美術館で行われている「今日の反核反戦展」でA3BCの作品を目にした、鞆の津ミュージアム学芸員の津口在五氏からの誘いを受け出品した、鞆の津ミュージアム『原子の現場』展(5月3日~8月20日)がオープンしました。

ジャン・デュビュフェによる精神病患者、受刑者、子ども、民俗芸術などのコレクションから始まった「アール・ブリュット=生(き)の芸術」。二つの世界大戦を体験し、第二次世界大戦中に42歳で画家となることを決意したデュビュフェは、大きなムーブメントを巻き起こしたアンフォルメルの先駆とも言われる作品を制作しながら、終戦後、スイスやフランス各地の精神病院、監獄などを訪れて、アール・ブリュットの作品を収集し始めました。
シュルレアリストのアンドレ・ブルトンや人類学者のクロード・レヴィ=ストロースらと協会をつくり活動したり、その概念が広がる過程でアウトサイダー・アートと英訳されたりするなかで、アール・ブリュットは既存の美学や芸術史では捉えられない(生の)芸術を表す概念となっていきます。
そのようなアール・ブリュットの芸術を扱う美術館として、2012年5月に築150年の蔵を改装しオープンしたのが、広島県福山市にある鞆の津(とものつ)ミュージアムです。
会期中にA3BCも観にいく予定です。皆様もこの機会にぜひ鞆の津ミュージアムを訪れてみてください。

5月13日(土)には、関連イベントとして美術批評家の椹木野衣さんのトークも行われます。


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