キューバのアジア・アフリカ・ラテンアメリカ人民連帯機構(OSPAAAL)との連帯展 『デサインを武器に』

NYブルックリンのInterference Archiveで開催される『Armed By Design』への出品依頼が、新宿1丁目にあるインフォショップIRREGULAR RHYTHM ASYLUM経由であり、6月より共同制作を行っていた木版画ポスターが完成しました。

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A3BCは、今アジアにとって一番クリティカルな問題、日本の集団的自衛権行使について、「新しい戦争放棄」をテーマに制作した木版画を出品します。
ニューヨーク在住の方、アメリカにお立ち寄りの方は、ぜひご覧になってください!

■Interference Archive企画展『Armed By Design』
――キューバのアジア・アフリカ・ラテンアメリカ人民連帯機構(OSPAAAL)との連帯展 『デサインを武器に』
会期:2015年9月16日~11月29日
会場:Interference Archive
131 8th Street No. 4 Brooklyn, NY 11215
詳細:http://interferencearchive.org/armed-by-designarmado-por-deseno/


反戦ポスター 「新しい戦争放棄」

太平洋戦争敗戦後、日本は戦争を放棄すると決めて憲法に明記し、義務教育でも反戦を教えてきました。戦後70年の今、その決心が大きく揺らいでいます。その迷いにむけて、新憲法制定時の教科書の挿絵をリミックスした木版画を制作しました。

反基地バナー「やんばるの森」に張られる!

猛暑、台風、オスプレイ、防衛局などなど、多くの障害をものともせず、沖縄・高江「ヘリパッドいらない住民の会」の方々の手によって、反基地バナーがやんばるの森に張られました。

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ヘリパッドいらない住民の会の皆様、お忙しいところ、ありがとうございました。

基地建設中止に向けて、A3BCに出来る次の支援もはじめたいと思います。活動に参加したいけれど、版画に自信が無いという方は、8月1日(土)に新宿IRAで行う「A3BC:革命的木版画Tシャツワークショップ」に是非ご参加ください!

8月1日(土)A3BC:革命的木版画Tシャツワークショップ

夏だ!版画だ!Tシャツだ! ―― 自作の絵や写真、革命的デザインなどを木版にして、オリジナルTシャツを作ろう!

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木版画は簡単で安価に複製できる民衆のメディアとして、人々の暮らしやメッセージを社会に伝えてきました。彫り跡や手摺りの痕跡の残る、プリミティブで力強い表現は、言葉以上に人々の感性に訴えかけます。木版Tシャツを着て町に出れば、日常の生活の中で自らのメッセージや楽しみ、DIY精神を広く社会に伝えることも可能です。
それはブランドファッションよりも、カッコよく、強いメッセージとなるでしょう。

日時:2015年8月1日(土) 14時~20時

場所:IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
新宿区新宿1-30-12-302|03-3352-6916|http://ira.tokyo/

参加費:無料(投げ銭制)
制作サポート:A3BC: 反戦・反核・版画コレクティブ http://a3bc.hanga.org/

当日必要なもの:
■Tシャツ2枚(今回は黒インクで刷ります。黒以外のTシャツをご用意ください。新品でなくともかまいません。プリントTシャツでも裏返せば刷ることが出来ます。)
※2枚刷って、1枚を交換し合いましょう。

■版木:Tシャツにプリントできる大きさのもの(シナベニア、朴、桂など、画材店で入手できます)
※版木についてよく分からない場合は、実費(300円前後)で用意することも出来ますので、その際はお問い合わせください。
問い合わせ:seiji.ueoka(at)gmail.com *(at)を@に変えてください。

■下絵:可能であれば、自作の絵、Tシャツにしたい写真、コピーライトフリーなデザインなど、好きな下絵をTシャツの大きさに合わせて用意してください。

※Irregular Rhythm Asylumにある書籍、DIYグッズからもインスピレーションを得ることが出来ますので、お気軽にご参加ください。

■その他
・汚れてもいい服装かエプロン
・軍手かビニール手袋(摺るときに手が汚れないよう)
・古新聞紙(一日分程度)
・ビニール袋(刷ったTシャツを持ち帰るため。※完全に乾燥するまで、約1週間かかります。その後は洗濯可)

木版画ワークショップinケルン

こんにちは、A3BCメンバーのニコです。先日、ドイツ旅行の際に、ケーテコルヴィッツの故郷でもあるケルンにて、飛び入りで木版画ワークショップを開催してきました!

会場は、Autonomes Zentrum Kölnというスクワットの中にある、なんとかBARです。ここは、東京高円寺のなんとかBARの、ケルン店。お店を作ったのは、日本に滞在中、共に木版画を制作してきた、ドイツ人のび太で、今回のワークショップも企画してくれました。

前日の告知にも関わらず、参加者は計3人。全員木版画は初体験!見学に来る方も多く、ケルンでの木版画コレクティブが今後盛り上がっていくかもしれません。

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この日は、摺り終わらなかった人もいたので、私が帰国後、のび太が続きを開催し、新たな参加者もいたとのこと。初めてとは思えない、力作が揃いました!

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Autonomes Zentrum Kölnでは、ファシスト反対のデモに向けて、垂れ幕を作ってる人達もいました。今後、ケルンのアクティヴィストシーンの中で、革命版画活動が広がり、A3BCも一緒に何か出来たら面白いと思います。

のび太、あとは頼んだぞ!

 

そして反基地バナーは沖縄へ

6月7日に開催された「第8回 ゆんたく高江」のイベント会場で初公開した「沖縄米軍基地建設反対運動連帯木版バナー」は、6月29日に高江東村で開かれた「高江座り込み8周年報告集会」の会場で展示された後、ゆんたく高江のメンバーの方によって、高江と辺野古の抗議活動をしている方に渡されました。

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辺野古で抗議する方々も集まった報告集会のあった29日深夜、キャンプ・シュワブ前のテントに張られていた横断幕が持ち去られ、翌朝には抗議する方2人が公務執行妨害で不当な逮捕をされるなか、お渡ししたばかりのA3BCのバナーが、不服従の意思とともにキャンプ・シュワブ前のテントに張られました。

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これからもA3BCは高江・辺野古の抗議行動に連帯していきます。

※写真を撮影してくださったのは、辺野古で活躍する「平和丸」船長の相馬由里さんです。