辺野古・大浦湾を海洋保護区に

2015年10月31日、グリーンピースの帆船、虹の戦士号が沖縄に到着しましたが、2005年と2007年に可能であった辺野古沖停泊の許可が下りていないようです。虹の戦士号の沖縄派遣とともに始まった、緊急オンラインキャンペーン「辺野古・大浦湾を海洋保護区に」。きれいな海やかわいらしいジュゴンが映し出される告知ビデオのラストは、辺野古の海風になびくA3BCの沖縄連帯バナーの目を回しているジュゴンでした。

沖縄抗議テント木版画ワークショップ報告

戦後70年、本土復帰から43年経った現在も米軍基地建設が相次ぐ沖縄。その中でも、24時間の座り込み抗議が行われている、高江ヘリパッドNIゲート前テントと辺野古キャンプシュワプゲート前テント「辺野古文庫」において、木版画ワークショップを開催しました。

高江では「ゆんたく高江」の支援Tシャツとワークショップのために制作した版木を、座り込みに参加する市民の皆さんの持ち寄ったTシャツやエコバッグに印刷しました。インクを乾かすために沖縄支援バナーの隣にかけられた、Tシャツの向こうに広がるやんばるの森の奥では、東京では耳にすることのない動物や鳥、虫の音が自然の豊かさを奏でる中、時折オスプレイの騒音や訓練で銃を撃つ音が響きます。

辺野古では早朝の工事車両搬入阻止座り込みに参加後、木版画ワークショップを開催しました。座り込みテントにやってきた支援者や沖縄の大学生がワークショップに参加し、思い思いの版画を制作しました。完成した版画は持ち帰った沖縄支援バナーとともに、原爆の図丸木美術館で開催される「今日の反核反戦展」で展示します。

ワークショップ開催に協力していただいた、高江と辺野古の座り込みのみなさま、沖縄県芸やEALDs琉球の大学生、Re:HENOKO、ゆんたく高江のご協力に感謝いたします。


グリーンピースの船の寄港申請却下問題が大手新聞のニュースにも取り上げられていますが。グリーンピースの緊急アクション「辺野古・大浦湾を海洋保護区に」の告知ビデオのラストに、辺野古のテントに張られた、海風になびく沖縄支援バナーの映像が使われていました。